マイクラで楽しく学ぶプログラミング【くらふとらーにんぐ】
コラムCOLUMN

プログラミング教育の今

プログラミングといえば「PCに向かって専門的な言語を打ち込む」姿を想像しますが、実はいずれもそのイメージからはかけ離れています。それもそのはず、学校におけるプログラミング教育の第一のねらいは、プログラミング言語や技能の習得ではなく、「プログラミング的思考」を育成することなのです。

「プログラミング的思考」とは、「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」とされています。

端的には、「何をどうすれば自分の願いがかたちになるか」を、情報技術を活用しながらロジカルに考えることができる力であるといえるでしょう。
プログラミングに取り組む中では、どうすれば意図した動作になるか考えたり、計画・実行・検証を繰り返したりします。これらの経験を通して「プログラミング的思考」を身に付けるのが、学校におけるプログラミング教育のねらいのひとつです。

新学習指導要領では、情報の収集・判断・処理・編集・創造・表現や情報モラルなど、「情報活用能力」の重要性が強調されています。プログラミング教育を通したプログラミング的思考の育成はあくまで「情報活用能力」を育むためものであり、単なる論理的思考力を育むためのものではないことにも注意が必要です。「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」でも、「児童が『コンピュータを活用して』自らが考える動作の実現を目指して試行錯誤を繰り返す『体験』が重要」と記されています。